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北総線裁判の今

 北総線裁判は、一昨年9月の提訴から1年半が経過しました。2つの問題が議論されました。

 まず、鉄道沿線住民に、運賃認可取り消し訴訟を起こす資格があるかどうか。国は、私には「訴える資格がない」、と主張しました。もし、この国の主張を容れるとすれば、裁判はその段階で終わりになります。従来は、この資格が住民には認められていませんでした。しかし、住民にも大きな利害があることを裁判所は認め、国の主張を受け入れず、裁判は続行しました。

 次に、国は、「消費税が5パーセントから8パーセントになる局面の値上げは、機械的な値上げであることから、値上げが適正であるかどうかを国が審査する必要はなく、値上げ幅が、105分の108、という分数の範囲内であるかどうか、だけについて審査したうえで運賃認可すればよい」、という主張をしてきました。

 これについても、国の主張を裁判所が容れれば、その段階で裁判は終わりになる可能性がありました。しかし、裁判長は今月の口頭弁論で、「原告は、違法性についての主張をまとめて次回に提出してください」、と明言しました。つまり、区の「105分の108」の主張を受け入れず、認可が違法かどうか、という論点に入ることを明言したのです。

 このようにして、次回の5月の口頭弁論からは、いよいよ「運賃認可が違法かどうか」、という本丸の論点に入っていきます。
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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