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第九

 昨夜(2014年12月14日)、池袋の東京芸術劇場に「第九」を聴きに行った。指揮は佐渡裕、オーケストラはケルン放送交響楽団。佐渡裕とケルンは、東日本大震災の時に、迅速にチャリティーコンサートを実現させたことが日本でもニュースになったが、その時の曲が「第九」だった。今回は、関東と関西で10回、第九を演奏するが、昨日はその初回の演奏会だった。

 このブログの記事にはすでに書いたが、ドイツのケルンは、記者として30代の2年半を過ごしたところ。ケルンにいた間、月に複数回はケルン放送響を聴いていた。来日公演の入場料は地元公演の4倍ほどしてしまうため、昨夜は約20年ぶりにこのオーケストラを聴いた、ということになった。

 メンバーは大きく若返ったが、オーケストラの伝統はしっかり受け継がれている。緻密で安定感がある。私は20回ほど第九を生演奏で聞いているが、昨晩の演奏はドイツのオーケストラらしく輪郭がはっきりした構成で、うまかった。私がこれまで聴いた中では、一昨年のノリントン=NHK交響楽団と並ぶハイレベルで、思い出に残る第九になった。オーケストラと佐渡との息も合っていた。佐渡は、ケルンで今後キャリアを積むのではないか、と思われる演奏だった。

 私が中学生、佐渡さんが高校生の時、フルートを合奏した仲であるため、楽屋で挨拶したかったが、東京芸術劇場は「アウェー」であり、どこから楽屋に行けるのか分からない。上野の東京文化会館、ケルン・フィルハーモニーなどであれば楽屋への生き方は知り尽くしているのだが…。いつの日かの楽しみに取っておくことにして、印西への帰路に就いた。
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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