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高3秋から勉強、慶応合格

(前の記事から、つづく)

 沖縄尚学高校で、私は通常は進学クラスを指導しており、照屋君は体育クラスに所属。日ごろは私は体育クラスの生徒たちとは接触があまりないが、一昨年秋、照屋君が職員室の私の席に相談にやってきた。「僕、東京6大学に進学したいんです」。高校生活最後の公式戦は、エラーをして終わってしまった。どうしても、神宮球場に立ちたい、ということだった。6大学には野球推薦枠があるところもあるが、照屋君は、そこまで野球が評価されているわけではないので、一般入試で大学に入って野球部に入部したい、とのことだった。

 到底、無理だと思われた。まず、英語の過去問を解いてもらったが、中堅校も厳しい点数だった。私は言った。「必死でやれば、人間に不可能はないと思うけれど、君が野球をやってきたのと同じくらい必死で勉強できるかな?」。「はい、やります」。この言葉に嘘はなかった。

 それから、照屋君は、本当に必死で勉強をやった。私は照屋君と一緒に参考書を選び、まず、年内に英語をはじめとする文系科目の基礎固めをした。最近の入試で重要度を増している小論文については、私が宿題を出すと、必ず書いてきた。年末には驚くほど力がついた。「これなら、1年浪人すれば、ひょっとしたら、6大学の上位校に合格するかもしれない」と私は思った。

 英語の力がついたので、現役の時は、英語と小論文だけでチャレンジできる慶応の藤沢キャンパスを受験。不合格だったが、浪人した結果、見事、慶応・藤沢の環境情報学部に合格。

 そして、きのう分かったのは、照屋君が甲子園組を押しのけて1年生でベンチ入りし、代走で試合に出た、ということ。神宮の土を踏む、という一昨年の夢を、2年間かけて実現した。

 高3まで野球だけの生活をしていた照屋君が慶応に野球推薦ではなく一般入試で合格した、ということも驚きだが、すでにベンチ入りしていることにも驚いた。

 照屋君との交流については、左の「検索フォーム」に、「慶応合格」を入れれば、7月23日、24日、25日のブログ記事3本が出てくる。
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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