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ごみ焼却場問題、前回と今回

 ごみ焼却場の移転先をめぐり、3年前、移転決定地の千葉ニュータウン9住区から300メートルのところにある大塚3丁目自治会が計画に反対し、説明会は紛糾していた。

 紛糾の原因は、2つ。①多くの住民が居住するニュータウン地区の住宅地の至近にごみ焼却場を建設することを決定したこと。②この決定の前に、住民との対話、住民説明会はまったく行われなかったこと。

 これら①、②は致命的な失策だった、と言わざるを得ない。


 候補地が決定したにもかかわらず、地元との話し合いがつかないまま、印西市長選に突入。板倉市長が誕生し、9住区に建設する計画を撤回して新たに土地を公募し、今年9月に印西地区環境整備事業組合の用地選考委員会が「吉田」に1位の評価点をつけて最終答申を出した。

 3年前、山﨑山洋管理者(印西市長)の時にも、用地選考委員会があった。しかし、この用地選考は、住民との対話を後回しにして、評価点の中に住民の理解・協力を組み込まない、という無謀な手法で「千葉ニュータウン9住区」への移転を決定した。

 今回の用地選考は、この経験から学んでいる。「吉田」が、2位以下を大きく引き離して1位になったのは、3次選考において加算される100点のうち、40点が「住民の理解・協力」に配点されていたからだ。

 大きな政策を決定する時に、政治のプロ筋(首長、議員、公務員、そしてコンサルとプラントメーカー)の間だけで決めるのか。それとも、市民をしっかりと視野に入れるのか。

 この点が、前回の山﨑山洋管理者と今回の板倉正直管理者の大きな違いだ。
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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