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全国で病院争奪、戦国時代②

 鎌ヶ谷市が鎌ヶ谷総合病院を誘致した際には、市は財政支出をせずに病院誘致に成功した。これは、駅近の土地が「市街化調整区域」(つまり、安い土地)だった、という幸運があって可能になった。

 3年前、板倉市長が市議だったころに、私は一緒に淡路市の病院政策を現地調査したことがある。ここの場合も、市有地を無償貸与、という好条件を明示して総合病院を公募していた。

 さて、印西市は? 8年前、山﨑市長が公募した当初から、「補助金や土地の無償貸与はしない」という方針ありき、だった。そして、「URの土地に建設する」ことを誘導していた。私が印西市議になった直後、「なぜ、URの土地か?」と質問すると、当時の健康福祉部長は「未処分地があるから」と答弁。まるでURの営業マンのような口調だった。

 病院誘致をする自治体が全国で山ほどある中で、比較のうえで厳しい条件を突きつけられた医療法人は、逃げていった。他にいくらでも好条件で進出できる先はあるからだ。

 その結果、「正徳会」という東京の医療法人に決まったが、決定後に資金繰りのメドが立たず、計画を撤回。これをもって、長期間かけた山﨑市長(当時)の病院誘致は挫折した。(つづく)
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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