FC2ブログ

近藤議員、食事の配達やめる

 印西市社会福祉協議会の事業として、印西市議の近藤瑞枝議員が「配食サービス」の食事をお年寄りの家に届けていた問題で、近藤議員は、配達の担当をやめた模様だ。市議が有権者宅に食事を届けるのは、名義のいかんを問わず、公職選挙法に抵触する可能性がある、という指摘を受けて、印西市社会福祉協議会が近藤市議に申し入れ、話し合いをした末、近藤市議が配食サービスの食事づくり、配達をやめることになった、という。

 公職選挙法221条1項、199条の2は、以下のような文面になっている。

(買収及び利害誘導罪)
第221条 次の各号に掲げる行為をした者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
一 当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み若しくは約束をしたとき。(二以下、略)

(公職の候補者等の寄附の禁止)
第199条の2 公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。以下この条において「公職の候補者等」という。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域。以下この条において同じ。)内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄附をしてはならない。(後略)

 たとえ、「印西市社会福祉協議会」を名乗ったとしても、食事をお年寄りの自宅に持参する、という行為は、公職選挙法221条、または199条の2に違反する疑いがある。

 政治を仕事とする者の間では、有権者に食事を届ける、食事の席に有権者を招待する、というのは、買収の疑いを生じさせるので、やってはいけないこと、というのが常識。普通の議員は、親子はともかく、兄弟、親戚にごちそうすることにも細心の注意をしている。政治家は、兄弟の葬儀に花を出すことも通常は控えるほどだ。

 議員がごちそうする時、差し入れをする時、たとえ、それが社協の事業でカネが社協から出ていても、選挙違反になりうる(印西市選挙管理委員会答弁)。
スポンサーサイト



コメント

Secret

Re: No title

> 食事の配達サービスを止められると困る人もいるはずだ。市議の方を辞めたうえで弁当配達を続けるべきだった。

 おっしゃるように、市議をメンバーから外したうえで、配食サービスは続いています。もともと、市議に配達を委託する印西市社協がどうかしています。

社協にしては珍しく対応が早いですね。ホームページも全然更新されていないので営業していないと思ってました。ところで本埜の支部長は辞めないのですか?または辞める必要がないのですか?
プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR