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地域エゴから連帯へ

 今、ニュータウンの至近には、3つのゴミ焼却場候補地がある。

 第1は、現在地。千葉NT中央の近辺の住民の間に反対論が根強い。

 第2は、滝。300メートル以内に、滝野地区、21住区(牧の原)がある。反対運動が活発化している。

 第3は、武西。近辺にニュータウン、戸神台があるが、まだ反対運動は組織化されていない。戸神台からは、ほとんど声が出ていない。

 第1の「現在地」、そして第2の「滝」。この2つの近隣住民の間で、地域エゴ、と見られる可能性がある見解がある。

 第1の現在地。公募なのに現在地がなぜ候補地になるのか、という反対意見がある。しかし、これについては、「管理者が、公募地プラス現在地、という観点で検討することに決めた」と言われれば、それまでだ。実際、板倉管理者は、用地検討委員会に諮問する際に、限定をつけていない。つまり、「現在地と公募地」の中から用地を選考するよう、用地検討委員会に諮問した、と解釈することができる。これは議会承認事項ではないため、板倉管理者は一存でできる。仮に、不適切である、としても、あとは、現在地をあえて除外せずに諮問した板倉管理者の政治責任が発生するだけだ。板倉管理者は、今さら現在地を含めた用地検討の諮問を撤回はしないだろう。

 第2の「滝野」。きょうの、印西地区環境整備事業組合と滝野の住民との意見交換会で、一部の住民によって、「なぜ、現在地で建て替えないのか」という意見が、長時間、展開された。しかし、この見解は、「なぜ、滝地区ではないのか」という主張を支えることができていない。なぜ滝地区がダメか、という議論になっていないので、「諸条件を比較して、管理者が滝地区に決めた」、と言われれば、反論することができない。

 つまり、第1の「現在地」、第2の「滝野」の中から、「現在地だけは今からでも除外するべきだ」「いや、現在地で建設するべきだ」という議論が起こっているが、どちらも、自分たちの利益を守ることができていないまま、外部から見れば地域エゴと見られうる議論をしてしまっている。

 では、第1の現在地反対住民と、第2の滝野地区の反対住民の間に、共存する道はないのか。互いに「抜け駆け」「相手をおとしめることによる救命ボートの座席確保」ではなく、共闘する道はないのか。

 ある。

 それは、板倉市長の選挙公約を支えにすることだ。板倉市長は、きょう午前10時から、そうふけ文化館で開催されたタウンミーティングで、「住宅が密集しているところには建てない、という考え」を再度、明らかにした。

 自分たちだけは、救命ボートに乗りたい。特定のだれかを海の中に落としたい。このような考え方は、互いにとって、沈没への道だ、と私は考える。

 共闘できなければ、千葉NT中央駅圏と印西牧の原駅圏は、共倒れになる。(つづく)
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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