FC2ブログ

原則は比例配分

 選挙で、そして議会の会派工作で、51パーセント以上を取った勢力が、果実を丸取りする。これが従来のデモクラシーであり、それは「集計デモクラシー」と呼ばれる。

 一方で、仮に51パーセントを取ったとしても、果実を丸取りせず、時間をかけて少数派と語り合って、49パーセント以下の人たちへの配慮を忘れないデモクラシーが今、注目されている。そして、それは「熟議デモクラシー」と呼ばれる。

 この「熟議デモクラシー」は、「比例配分」という発想をベースとする。政治的ポストも、果実も、できるだけ比例配分する。そして、力で少数派を押さえ込むことは極力、回避して、少数派が納得するよう努める。

 このような「熟議デモクラシー」の発想からすれば、今の印西市のような公共施設の偏在はありえない。人口の過半数が住むニュータウンに、市役所、市立体育館、文化ホール、総合福祉センター、すべてがない、というのは異常事態だ。

 このような状況の異常性を感じていれば、総合福祉センターの高齢者向け浴場を、そのままの形で復活させよう、という請願に賛成することはできないはずだ。

 「熟議デモクラシー」の発想からすれば、仮に総合福祉センターの浴場を復活させるにしても、並行してニュータウンや旧印旛、旧本埜への配慮を忘れない、ということになる。
スポンサーサイト



コメント

Secret

プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR