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浴場問題に見る「熟議の不在」③

 ②までの議論を要約する。

 従来の民主主義は、過半数の51パーセントの議席を握った勢力が、すべての政治の成果やポストを丸取りする「集計デモクラシー」だった。そして、印西市も例外ではない。

 現在まで、印西市で行われている民主主義も、51パーセント以上を取った勢力がすべてを丸取りする集計デモクラシーであり、それが象徴的に現れているのが、公共施設の偏在問題である。市役所、文化ホール、松山下体育館、総合福祉センター。主要な公共施設がすべて旧印西の在来地区にある。旧印西の在来勢力が印西市を支配している。

 このような「集計デモクラシー」が続く、とすれば、近い将来、ニュータウン勢力が51パーセントを取った時、ニュータウンがすべてを取る、ということになる。それでいいのだろうか? このように問題提起したところ、以下のようなコメントが来た。

 だめでしょう。市内で対立して何の益があるだろうか。

 「だめでしょう」と私も思う。「だめ」だからこそ、何が起こっているのかを明るみに出す必要がある。

 対立はある。しかし、歩み寄る必要がある(熟議デモクラシー)。しかし、今、印西市の政治は、51パーセントを取った側が丸取りする政治だ。

 今、旧印西の在来勢力が丸取りしているのもダメ。将来、ニュータウン勢力が丸取りするのもダメ。

 とすれば、丸取りを許す「集計デモクラシー」そのものを変えていかなければならない。どのように変えればいいのだろうか。(つづく)
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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