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「感謝」、なぜダメか?①

 2014年6月25日の株主総会。総会終了後の懇談会で白井市の伊澤市長は、北総鉄道に「感謝」を表明。印西市の職員も、白井市と足並みをそろえようとして、板倉市長は懇談会で「感謝」を表明する、ということで準備していた。

 しかし、この「感謝」、どこか、おかしい。

 そもそも、学割定期をはじめとする「値上げ」は、京成電鉄、北総鉄道が「脅し」として言い出したことだった。「ボクたちは、大もうけしているけれど、補助金ちょうだい。補助金をくれなければ、値上げしちゃうぞ」。たとえ、年間40億円以上の経常利益が出ていても、沿線6市からの1億5000万円の補助金を絶対にほしい。だから、値上げするぞ、と脅す。最新の決算で、北総鉄道の経常利益は46億円になっていることが明らかになった。

 しかし、脅しは効果がなかった。だから、京成電鉄・北総鉄道は、値上げの「脅し」の根幹部分であった学割定期については値上げを断念した。また、普通切符、通勤定期については、来春から値上げが断行されることになった。

 このような状況を考えると、さて、白井市長、印西市長は北総鉄道に「感謝」を述べるべきだったのだろうか?

 恐喝されかかって、被害者が加害者に「恐喝を断念してくれて、ありがとう」とお礼を言わなければならないのだろうか。鉄道会社と自治体(=住民)の関係は、そんなに屈辱的な上下関係なのだろうか。
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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