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用地検討委員会は公正・中立か?

 印西地区環境整備事業組合の「用地検討委員会」は、昨日の印西市議会委員会で山﨑派議員が言うように「公正・中立」だろうか。委員の大多数が「公正・中立」であろうとしていることは認めるが、審理プロセスや結果が「公正・中立」かどうかについては、大きな疑問がある。4年前の用地検討委員会、現在の用地検討委員会に分けて論じる。

 4年前の委員会は、住民の意思を評価することなく現在地近くの大塚3丁目隣接のURの土地を候補地として山﨑管理者(当時)に答申した。山﨑氏は、そのままURの土地に決定し、住民の批判を浴びて落選した。委員会が、大塚3丁目の隣接地の現地を見に行かずに答申した、という審理プロセスについても、用地検討委員会は強い批判を浴びた。

 今回の委員会はどうか。公募であるにもかかわらず、現在地(テニスコート)を検討の対象に含めてしまっていることが批判されている。

 検討委員会は、高度の専門性を持つ常勤の終局的決定機関ではない。委員は、本業を持ちつつ、非常勤で月に一度、クリーンセンターに集まって事務方が用意した資料を検討する。4年前、そして現在の委員会の審理プロセス、結果を見ても、「完全」である、とは言い難い。だからこそ、委員会の答申は1つの参考材料であるにすぎず、首長(板倉管理者)は答申に従う法的義務を負わないのである。

 とすれば、この委員会と並行して、市民や議会が首長に意見を述べてもまったくかまわない、ということになる。

 昨日の印西市議会常任委員会における山﨑派(多数派)の議論は、完全に破綻している。
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コメント

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Re: No title

> 用地選定についての請願が委員会で否決されたとのことですが、議会は賢明なご判断をされたのではないでしょうか。
> この請願、要は自分の土地の近くにゴミ焼き場を持って来るなという地域エゴに市議会でお墨付きを与えたいということに他ならないと思います。「嫌だ」というのは勝手ですが、それを全て叶えようとすれば請願が出ていない他地域に押し付けるしか術はなくなります。市全体の利害を総合的に判断すべき市議会が、地域間で利害の相反する問題について特定の地域の要望を殊更慮ったり、(請願を)出したもの勝ちというような拙速な対応は慎むべきだと思います。
> 議会として意見を言うのは問題ないとのご意見ですが、もし、全ての候補地から反対の請願が出たら山本さんはどうされるお積もりですか?

 昨日の請願審査で問題だったのは、そのような中味論に入らないまま、請願を門前払いしてしまったことです。憲法16条で保障されている請願を軽んじる対応です。また、中味に入ったうえで「請願の内容に反対」と言うのなら、それでいい。その議論を有権者が審判すればいい。しかし、昨日のように、請願者を代弁する紹介議員への質疑、執行部への質疑もないまま門前払い、という方法が異常なのです。

 ちなみに、最後の点ですが、私の立場は明白です。市長が選挙で「住宅密集地には作らない」と明確に公約しているので、その公約を守ってください、という趣旨の請願には賛成し、紹介議員も引き受けます。

No title

議員は住民の代表であり、住民からの請願を門前払いすなんてもってのほか。票さえ集めれば、住民をないがしろにしても構わないとする態度には怒りを覚えます。

しかし、住宅密集地には建設しないということは、住宅の少ない既存地区に建設ということになりますか。
開発地区に暮らす人には、なにもない場所と思われがちですが、市面積の多くを占める田畑、森の地区は、上下水道なく地下水で生活し、食物を生産しています。
万が一汚染などあれば、命に直結する問題になることも知っていただきたいと思います。

人口の激しい偏りでしかたがありませんが、開発地区に税金投入されるばかりで、既存地区の暮らしは、変わらず大して便利になどならず、かえって合併以降、不便になったり、ないがしろにされてる感が、多々あります。
バスもなければ、開発地区では、次々増設新設される学校も『なにもない地区』では無くされるかもしれない、支所では間にあわない事もあって往復20㌔以上はるばる本所まで呼びつけられたり、議会では縁の遠い北総線のことばかり・・

どこかには、建設しなくてはならないのですから、きっと『なにもない場所』に住民が何百年も守って来た森を壊して、建設されるのでしょうね・・

選挙でも人口比率を考えれば、既存地区のために働いてくれる議員を選出することは難しくなっていくのでしょうね・・

プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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