FC2ブログ

抑制と均衡

 今の印西市議会について、「大笑いしてしまいました」というコメントを受け取った。私の回答とともに掲載する。

> 議会のルールについて市長や職員に尋ねる
> のですか?監視し牽制すべき相手に自分たちの
> ルールの適否を尋ねるなんて、例えは悪いですが、警察が刑法の解釈を泥棒に聞くようなものですね。
> 大笑いしてしまいました。

 そうです。なぜなら、今の印西市では「警察」と「泥棒」が逆転しているからです。本来、行政のチェックをするべき議会の多数が、自ら議会制民主主義を破壊しようとしている。これは紛れもなく「泥棒」ですね。私も「大笑い」しながら対応しています。ここまで「敵失(対立する側のエラー)」が広がると、こちらの攻撃が終わらなくなって、大量得点になってしまう。困ったものです。

 さらに考えると、憲法、地方自治法に書き込まれた民主主義の理念に照らせば、必ずしも「議会=警察」、「行政=泥棒」とは言えない、と私はこのごろ考え始めています。

 議会の多数派が、ひたすら少数派の発言を封殺し、民主主義を自ら破壊しようとしている。そのような論外な、危機的状況がある場合、行政だって議会にモノ申してもいいはずです。

 民主主義の基本は、三権の「抑制と均衡(チェックス・アンド・バランシーズ)」。地方政治には司法はありませんから、議会と行政、そして首長のチェックス・アンド・バランシーズ。そのような観点からは、議会が自ら議会制度を破壊しようとしている緊急時には、行政だって、首長だって、議会ルールについて発言することは許されるはずです。条例・規則を管轄する総務部総務課が、条例・規則の議会法についての部分については「管轄外」「発言してはいけない」とは、どこにも書かれていないはずです。

 いずれにせよ、おっしゃるように今の印西市議会が「大笑い」の状況であることは間違いありません。恥ずかしいですね。
スポンサーサイト



コメント

Secret

プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR