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双方代理

 過去2回のブログ記事の問題提起は、「双方代理」の状況を放置していいのか、ということに集約される。

 補助金を使う補助金受給団体の役員。補助金をください、という立場である。これを第1の立場、と呼ぶことにする。

 補助金の使途をチェックする市議会議員。補助金は適正に支出され、使われているか、をチェックする立場だ。また、補助金受給団体で不正はないかをチェックする立場だ。これを第2の立場、と呼ぶことにする。

 この2つの立場は、矛盾する。神様でもない限り、この2つの立場を兼務することはできない。第1の立場、第2の立場を兼務すると、必ず片方がおろそかになる。

 実際に、印西市では、自治会長を兼任する市議会議員がいる自治会で、募金横領事件が発生し、自治会補助金詐欺事件が起きている。チェック機能がおろそかになった。

 第1の立場にある人間が、第2の立場に立候補することになった場合、第2の立場に立つ人間としての資質が選挙で問われる。事実上の選挙戦が始まる市議選の1年前の段階で、第1の立場に立つ人間が、第2の立場に立候補を表明する。つまり、第2の立場(議員)から監視される第1の立場を握ったまま、「私は、第2の立場に適した人間です」と言い始めることになる。にもかかわらず、自分の体は第1の立場の中にどっぷり浸かっている。これは、やはり奇異である。有権者から見ると、その人物は第1の立場の人間なのか、第2の立場の人間なのか、さっぱり分からない。

 印西市では、第1の立場と第2の立場を兼任する市議が複数いるが、全国的には、この2つの立場の兼任は禁止されつつある。

 このような理由から、募金横領事件の現場になった高花で起きている事実について、問題提起を行った。すでに一度市議に立候補し、来年の統一地方選挙にも立候補を予定していると言われる玉木実氏は、自治会長、自治会連合会長、祭実行委員長のすべてを辞するべきだ。または、来年の選挙に立候補しないことを明言するべきだ。
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プロフィール

山本 清

Author:山本 清
08035905526
inzaiyamamoto@gmail.com
21年前に千葉ニュータウン本埜村滝野の住民になり、合併問題(市町村合併に一部の政治家が反対した問題)を機にリコール事務局長を務めて本埜村議になり、合併後は印西市議に。東大法卒。元新聞記者。現在は印西市内で英語教室を経営。

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